テスト管理ツール「TestRail」のセミナー参加

はじめに

テクマトリクス様がTestRailの販売をした記念でTestRailのセミナーを開催されていました。

 

TestLink を利用しているのですが、どうにもこうにもアノわかりにくいUIがなんとかなんのかとか、自動化のテストスクリプト実行結果を連動するときの複雑さとかなんとかならんのか?と思って聞きに行ってきました

 


www.techmatrix.co.jp

 

テスト管理ツール「TestRail」のご紹介と日本語版のデモンストレーション」

基本的にエクセルシートに記載したテストケースとの比較で、テストケース管理が困難なことから話が始まる。

 

会場でテストでエクセルシートを利用している人のインタビューされていたが、約2/3ぐらいの挙手があり、テストケース管理でなんらかのシステムを利用しているところはポツポツしか手が上がらなかった。

 

エクセルシートで管理に限界を感じているんだろうなっというイメージだった。

 

テストケース管理やテスト設計の説明で、若干ん??って思うところもあるんだが、「テストの生産性向上」という意味では同意。

(テストケースを作成すること自体をテスト設計っと言っている気がした。。。)

 

TestTail では以下でテストケースを管理している。

 

  • プロジェクト
  • マイルストーン
  • テスト計画
  • テストラン
  • テストスイート
  • セッション
  • テストケース

 

以下にまとまっているページ

qiita.com

 

TestLinkでは以下で管理しているので、プラットホームを変えたりなど、テスト計画内でなんども同じテストをするのにビルド/バージョンを(疑似的に)分けたり、そもそもテスト計画分けたりで不便だった。

  • テストプロジェクト
  • テスト計画
  • ビルド/バージョン
  • テストスイート
  • テストケース

 

このあたりは、よく考えられていると思った。

レポートは TestLink の内容とほぼかわらないが、グラフの色表示は見やすくできている。

 

自動化については、自動でテスト計画、テストランを作成するところは良い。

ただし、テストスクリプトを実行した後の結果をTestRailに送信するという、TestLinkと同じ方式。テストスクリプトを実行する起点がTestRailだったら楽なのに。。。。と思った

 

テストケースのバージョニングはできないとのこと。

仕様変更やら機能追加とかあると、これはツラい。。。。

 

要件との関連付けは、それぞれのテストケースごとに行うが、ドロップダウンからどの要件と関連付けるかを選択できる?
(ここで時間切れ)

 

The introduction of IDERA Inc. and TestRail

TestLinkの導入実績について、2020年のロードマップ

 

 

「TestRail」国内ユーザー様 導入事例の発表 ~「TestRailを利用することで効率化されたクラウド会計システムのテスト管理」

テストケース管理にエクセルシートやスプレッドシード、TestLinkを利用していたが、管理できなくなったり TestLink の保守できる人がいなくなったりで TestRail で管理を始めたとのこと。

 

CI/CDを利用してデプロイからテストを自動で実施するところを話をされていて、自分たちがだいぶ取り残されている感があったり。

 

TestRailの価格について

オンプレ版の話しかでなかったが、5ユーザで年間198,000円。

クラウド版もあるが、それはググって参考にした

 

まとめ

テストケースをまとめる機能は、たしかにTestLinkより優れており、実施しやすさはTestRail のほうがよさそう。グラフなどは、たしかにカラーがあってきれい。

自動化はTestLinkと差異はなくメンテナンスコストは同じかな。

 

テストケースのバージョニングがないのはイタイ。。。