Game QA Meet Up 参加
Game QA Meet Up
先日、Game会社の品質保証がどのようなかかわり方、どのような考え方をしているかなどの発表があり聞いてきた
株式会社ディー・エヌ・エー様
QAがok出さないとリリースできない体制
カスタマーサポートとQAの部署が同じにあり、カスタマーサポートからのクレームなどをフィードバックしている
開発チームにもの言いやすい体制・風土を大切にしている
株式会社ミクシィ様
ソムリエとQAと比較しながらQAの役割についてを話されていた。
「 ユーザや開発チームから不愉快を取り除き、サービスへの没頭を支援する」
バグによるユーザの不愉快はもちろん、デバッグの時間は本来新機能を開発すべき時間であり
QAにとってだいじなこと
予算、スケジュール、開発規模、技術、品質などを「観察」
観察から得られた情報、QAの技術力などから適切な「判断」
リスクなど判断して要望とは異なる意見を言う「責任」
知識、観察、判断、責任、一人で全てをかねる必要はないが、チームとして持つ必要がある。そして個人がこの概念を理解すること
株式会社バンダイナムコスタジオ様
とにかく元気だったww
ゲームという特性上魅力的品質が前面に出てテストの存在感が小さい状況。
テスト自体も、ほぼ手動で頑張っていますということで、存在感ない中で手動が大きく、自動が小さく書かれているwww
https://www.juse.or.jp/departmental/point02/08.html
狩野モデルをだしつつ当たり前品質がなくなると結局売れなくなるよねということを熱く語っていた
最終的には、だれも見ていないけどテストしてくれてありがとうっといわれる存在になりたいっということでものすごく早くしゃべっていました
グリー株式会社様
障害発生率など明確なKPIを立てて評価している
株式会社アカツキ様
「想定通りに動くのは当たり前 楽しんでもらえる、支持してもらえるのが大事」
そのためにどのようなマインドでテストをしていくか、ミッション、ビジョン、バリューをしっかり持ってQAをする
KLab株式会社様
リリースしているゲームタイトルでの、それぞれについてQAの立ち回りを話してくれました。
「ラブライブは長く運用されているので人依存になっている部分から見える化したりするのがQAのお仕事」、
「テイルズオブクレストリアは、バンナム配信なので予算、規模などを考慮した提供が求められる」
など。
遅れている原因を数値化・可視化 リリース判断をする組織ではなく、判断するための材料を出している
QAは健康診断、各プロダクトで正確に可視化した健康診断を伝えていきたい
まとめ
技術的な話しではなく、QAがどのようなマインドでテストを実施しているかを話してくれた。
どのセッションにも、QAが単にテストをするだけではなく、顧客や社内の開発チームへの価値を提供していく意気込みがすごかったセミナーでした
グリー様の話をちょっと聞きそびれてしまったが、1枠15分?であわただしく発表が進んでました。もうすこしゆっくり聞けてもよかったのかも。